ピアノ独学者の頭の中。

独学過程での記録を残しています。一部機能していませんので、ご了承ください。

音感トレーニングアプリの紹介と使い方の説明

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基礎的な音感を鍛えるアプリです。

ご自分の音感レベルを測ることができます。

音感トレーニングアプリはこちらで遊べます。

現在はPC版が公開されています。

よろしければ試用してみてください。 

 

 

 【使い方】


マウス操作のみ(左クリック)
PLAYボタンを押したあと、最後に流れた音と同じ音をボタンを押して答えます。
左上の調の設定に応じてドレミの表記と音の高さは変更されます(移動ド式)。

SETTINGSボタンでは以下のようなことができます。
お好みに合わせて設定してください。

和音のオンオフ
速度設定
出題音の1オクターブ上げる機能のオンオフ
オートボタン(解答後次の問題を出題)オンオフ
ラベルの表示切り替え
出題する音の種類を任意に選択する機能

その他にも
REPEATボタン聞き流しモード
スコア表示
出題設定のセーブ・ロード機能があります。

HINTボタンより製作者のWEBサイトに移動できます。
使い方の説明など紹介しています(現在、対象のリンク先に移動できないため、HINTボタンは取り消しています。このページの関連サイト情報にリンクを記載してあります)。


【更新内容】

最新のバージョンではゲーム画面に【EAR TRAINER β0.2】と表示されます(スクリーンショットは初期のものなので0.2なし)。
以前のバージョンをプレイした方がデータ更新するにはゲームページで【キャッシュの消去とハード再読み込み】を行う必要があるようです(Chromeの場合だとF12→左上の更新ボタンの上で右クリックして選択肢が出ます。再度F12を押すと元に戻ります。)
2021/03/20  

回答ボタンのON/OFF追加

SETTINGSにボタンが追加されONになると、プレイ画面の中央左側に○☓マークの回答ボタンが表示されます。  
回答ボタンがONのときは、最後に押したボタンの音が回答として選択されます。  
選択後、回答ボタンを押すと正誤判定が行われます。  

OFFのときは、1回目に選択した音で正誤判定が行われます。  

  

不正解時の挙動を変更
不正解効果音を鳴らす→一部廃止  
回答ボタンON時は鳴ります。  

 

練習期間と成果について

練習を続けるとこのままで成果が出るのかと心配になるかと思います。

練習量の目安

C Majorに設定した状態でドレミファソラシド(赤いドから右、または左)だけに絞った場合、音感なしの状態から1万問ほど続けると100%正答率が狙えると思います。

1日5分でリピートボタンやスピードアップ設定を使って100問以上はできるように設定していますので、3ヶ月強くらいの期間が必要です(最初はリピートボタンは使わずに1音ずつ丁寧に確認するように進めることをおすすめします。聞き流しは覚えるときにはあまり効果がなく、覚え終わった音を忘れないように確認するのに役立ちます)。

私個人の経験では音感なしの状態から、はじめてC Majorのドレミファソラシドが正答率100%を達成するまでに8000問くらいかかりました。1日1000問やれば効果が上がるのではないかと短期集中的に一週間から10日くらいでやりこみました。

(その後、音の覚え方を変える(増やす?)ために一部やり直すことになるのですが・・・。音の高さや音色、音程など音の感じ方はいくつもあるので、違った視点で音を捉えられるように練習をしました。)

音感初心者の状態でドレミファソラシドや#♭を含むすべてをやるのは難易度が高くおすすめできません。

まずはドレミファソラシドだけで#♭は除いてやることを推奨します。

さらに最初はドと近い位置にあるレとシだけとか、ドミソだけとか音の種類を絞って少しずつ判断できる音の種類を増やしていってください。

ドレミファソラシドがわかると、#♭がつく音を聴くと、「あれ?いつもと違う音だというようにドレミとズレた別の音と認識できるようになります」

まずはドレミファソラシドを100%正解することを目指してください。

 

蛇足かもしれませんが、音感が良くなる感覚としては、ある音を聴いたときにどの音なのか判断する精度が上がるように感じています。

---音感の成長具合の例---

例えばソという音がなったとき、

0.音の高さがまったくわからない

1.ドと一つ高いドの間にあるのはわかる

2.ファからシのどれかだと感じる

3.ソかラだと感じる

4.ソかソ#だと感じる

5.ぴったりソとわかる

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というように、音の聴き取り精度がよくなると音の候補が広い範囲からどんどん絞られていきます。