ピアノ独学者の頭の中。

独学過程での記録を残しています。一部機能していませんので、ご了承ください。

ピアノ教本と目標設定。

ピアノ教本と使い方についての雑記

教本の一つが一周目を終えたときに書いています。
教本の終えた今の感想をまとめたものです。
教本の紹介は別途するかもしれないので本の内容のレビューとは違った視点で記録を残します。

さらっとまとめ

行き詰まったときに教材導入で問題解決を図ります。
知識も技術もモチベーション維持にも役立つし一石三鳥効果。
二周目は強くてコンテニューですが自分でやりこみ要素を追加します。

まとめがすごくいい加減ですが、お許しください

教本を使い始めた理由、教本を選んだ理由

教本を使い始めたのは6月末頃です。
この時期は、好きな曲を弾いてある程度弾けるようになったら次の曲にという流れを何回もこなしてきていくつか課題を感じていました。
いくつもありましたが、特にリズム感(弾いているときに一拍の感覚がないこと)、レパートリーの維持方法と練習方法の効率の悪さなどです。
また、ピアノの弾き方(主に表現力の面で)について全く知識がないことが気になっていました。
先生がいればそれも自然と教わることかもしれませんが、独学では自力で探すしかないわけです。
この頃、

力不足に気づいてそれを埋める方法を模索し始めました。

この時期はたくさんの本に目を通しました。
それまで教本は特に使っていなかったので、ピアノの弾き方を知る目的で教本というものの中にある【解説部分】がとても役立ちます。
独学なんてとても狭い世界ですので、自分で気付けて身につけられるレベルなんて高が知れているということを改めて実感しました。
いくつも本に目を通した中で教材選びの決め手は自分にとって有益だと思える解説があることでした。

教えてもらうのは嫌だけれど教材ならいいんです。このコミュ障感

一冊の教本を終えての感想

教本のレベルは自分にマッチしていたようで特に無理なく進められました。
百数十ページほどの分量ですが、いくつかは飛ばしました。
(主に他の練習と重なっていたことや、内容が自分の練習目的に合わないと判断したところです。)
ところどころ難しいなと思うところがあるものの、各パートの完成度はある程度妥協しながら進めました。

成長具合に関しては正直自分では判断しかねます。

たぶん成長しているのだろうなと思いつつも、未だに簡単なフレーズで指が動かないことにモヤモヤしています。

一年にも満たないのに自由に指が動くなんて理想が高すぎるんでしょう。
具体的な成長を知りたい場合は自分の演奏を録音、録画して比較するべきなんでしょうね。
一応、僅かながら記録は残っているのでいずれ比較したいと思います。

目的であったピアノの弾き方のバリエーションについて学ぶ意味ではとても効果はありました。

教材からの知識がなくてはいつ気づいたかわからないことはいくつもありました。
ただ、それが身についているかといえば、いいえと答えます。

駆け足で進めたために教材の内容を体得するレベルまで落とし込むことはできていません。

これは今後の課題です。
また良い効果として、毎日の練習習慣化としてもいいものだったと思います。 確か数日ほどは別のことに時間を取られてこの教材に手を付けなかった日があったと記憶していますが、それを除けば毎日続けられました。
それまで自分のレベルでは読むが困難なレベルの楽譜を相手にしていたので、教材の譜面を読むことは意外とすんなりできました。
毎日少しずつ譜読みすることになるのも自分の譜読みレベルを上げる効果があったと思います。
それまで、新しい曲は暗譜するまで楽譜とにらめっこしながら弾いて、暗譜が終わったらほとんど開き直すことがなかったので譜読み能力は全然なく、今後の心配事の一つでもあったため副次的な効果としていつの間にか譜読み能力が上がっているというのはありがたいことです。

教材やら楽譜やら導入するのって楽しいのでやる時間もないのに良いものないかなと物色してしまします

二周目開始とその意図

この教材は二周目を進めています。
一度教材を終えてしまったら、どんどん新しいものに進みたい気持ちはあるのですが、二周目を行う理由は3つあります。

1. 一周目で身につかなかった部分を改めて学ぶこと。

2. 一周目と違う目標があること。

3. 新しい教材を始めるハードルが高かったこと。

1つ目は、当然のことながら一周目が十分でなかったためのやり直しのようなものです。
2つ目は、目標(学びたいこと)が違ったためです。
具体的には

調を変えても演奏できる能力が欲しかったため、移調練習のための教材として使うことにしました。

3つ目は、精神的な問題ですが新しいものを始めるモチベーションが保てそうになかったためです。
ピアノ練習に対するモチベーションはあるのですが、このとき新しく練習すべきと考えていたことが他にも複数ありました。
すべて新しいものを始めると途端にハードルが上がってしまうように感じたため、 簡単そうなのにいつの間にか実力が向上している といった練習効果を期待しています。
自分が簡単に思えることを積み重ねていっていつの間にか色々なことができるようになる作戦です。
コードなんかも同じ考えで、一つずつ覚えるととても面倒に感じるだめスケールの練習と絡めたりしています。
(そのスケールの練習は移調や音感のためだったりと複数の目的を持った練習を設定しています。)

結局続けることが一番なので自分のモチベーションがどうやったら操作するかがポイントです。最後まで立ってたやつが…みたいな